
今月の会席料理のご飯に,鯛めしをお出ししています。
しかし!
鯛は鯛でも石鯛を使います。
しかも,自分で突いてきたものなので,鮮度は抜群。
ただ,自然相手のためいつもは取れません。(涙)

石鯛は真鯛に比べて,少し癖がありますが,この時期のものは全く気になりません。
そして,油ののりも良く大変美味でございます。
今回はそんな石鯛で,桜ご飯をつくります。
材料
石鯛
桜の葉塩漬け(塩抜きしたもの)
桜の花塩漬け(塩抜きしたもの)
生姜
塩
酒
醤油
胡麻
米
赤カブの酢漬け
では,調理開始
①石鯛を捌き,頭とご飯に混ぜる身に,塩,酒をふり30分おきます。
②①の頭と身をこんがり焼きます。途中醤油を少し回しかけます。
③ご飯を洗米,水切りし,分量分の水に浸し,塩少々を加え1時間おきます。
④③に②の鯛の頭だけ入れます。生姜の千切りを加えて,火にかけます。
⑤炊き上がったら蒸らした後,②の鯛の身とざく切りにした桜の花を加え,よく混ぜます。
⑥ご飯を桜の型にはめ,形づくります。 最後に赤カブの酢漬けと桜の花をのせて出来上がり。
桜の香りが何とも言えず,日本人で良かったと思えるのは私だけ?
石鯛の旨みと醤油が最高にご飯にマッチします。